こんばんは。ダウンプロフェッサー、快眠アドバイザー、ピローアドバイザーの長谷川です。先月お客さまからいただいたご質問で
10年使用している羽毛布団があり、今まで一度もクリーニングに出したことがないのだが、クリーニングした方がいいか、新しく買い換えた方がよいか
という内容でした。ダウンプロフェッサーの資格を持つ私が答えたのは次の通りです。
今お使いの羽毛布団を診断してみなければわかりません
中途半端な答えで申し訳ございませんが、あなたが今お使いの羽毛布団のスペックやダメージ状態を診断してみないとなんとも言えないのが正直なところです。以下に詳細をお伝えします。
羽毛布団の買い替えかクリーニングかの判断基準とは
お手持ちの羽毛布団、汚れが気になって綺麗にしたいけど、なかなかクリーニングできずに日にちが経ってしまったなんてことはよくある話です。だけど10年使ってクリーニングする価値があるのか、そもそもクリーニングできるのかなどと疑問を持つ方は少なくありません。
ここではまず羽毛布団を買い替えかクリーニングかの簡単な判断基準についてお伝えします。詳細は私のようなダウンプロフェッサーの資格を持ったものに判断してもらうのが一番ですが、個人でもある程度判断できるレベルでお伝えします。
ダウン率が80%以下の場合
上の画像のように大抵の羽毛布団は製品に品質表示があります。これは重大な情報です。この表示を見てください。この表示で「ダウン」という項目が80%以下の商品ならば「買い替え」を検討すべきかと思います。もし50%以下ならば間違いなく買い替えた方がよいです。
羽毛布団はダウン率が高いほど、ふっくらとしておりより保温力があるのです。現在販売されている羽毛布団の大方はダウン90%以上です。もしあなたの羽毛布団は80%以下ならば買い替えを検討すべきでしょう。
品質表示が見えない場合
長年布団を使用していると品質表示が見えなくなるケースも少なくありません。そのような場合は、非常に感覚的になってしまいますが、あなたが今まで使用してきた羽毛布団が満足できるものであったかということを判断基準にしてください。
これは非常に重要です。あなたが愛着を持って使用していたものならば必ずメンテナンスする価値があるものかと思います。
それでも不安な場合はダウンプロフェッサーの私にご相談ください。もちろん相談は無料です。
側生地の汚れや匂いがひどい
お使いの羽毛布団の側生地の汚れや匂いがひどい場合は買い替え、もしくはリフォーム(打ち直し)をおすすめします。長年使用していると特に男性の場合は襟元に油分が付着し、酸化して匂いが発生してしまいます。
これはクリーニングでは落ちません。したがって買い換える、もしくはリフォーム(打ち直し)した方がよいでしょう。
ですが買い換える前にぜひ、リフォーム(打ち直し)をご検討ください。リフォームとは汚れた羽毛布団から羽毛を取り出して洗浄し、新しい側生地に羽毛を吹き込んで新品同様にしてお返しするサービスです。
羽毛布団のリフォームはせっかく高く購入した羽毛布団を捨てずに、再利用できるサービスです。
布団から羽毛が出てきている
布団から羽毛が出てきてしまっているものは、クリーニングは不可です。これは先ほどお伝えしたリフォーム(打ち直し)がベターでしょう。もしご自分の羽毛布団がリフォームする価値があるかどうかわからない場合はこちらをご参照いただくか、以下の無料相談フォーム、もしくは直接ダウンプロフェッサーにお電話ください。
以上、ご参考になれば幸いです。