こんばんは、長谷川です。みなさんからいただいた質問にお答えするコーナーです。今回は「敷布団のカバーとシーツの違いを教えて」という質問をいただいたので答えたいと思います。
カバーとは
一般的にカバーとはファスナーを開いてその中に敷布団を入れて使用するタイプのものです。素材は綿100%であったり、綿混というポリエステルと綿が混ざったものが主流です。掛布団に使うものはすべてカバータイプです。
一般的に綿100%の方が品質がよい一方、洗濯した際にはしわになりやすいというのが特徴です。綿混素材のカバーは安価なものが多く、洗濯してもしわになりにくい一方、ペラペラで薄いという特徴があります。
綿100%のカバーでもより細い糸で織りなした布を使用したものの方がより滑らかで気持ちよく使用できます。価格は高くなります。
シーツとは
シーツとはファスナーなどはついておらず、平織りタイプのものです。つまり敷布団の上からか被せて余分に出た部分を敷布団の下に包んで使うタイプのものです。大体において綿100%であり、色は白で無地であります。リネン素材もあります。
柄付きのシーツは見たことがありません。カバーに比べると簡単に取り付けられます。一般家庭では少なくなりましたが、昔はこれが一般的でした。今でも旅館などでは使用しているところもあるでしょう。
敷パッドとは
冒頭の質問にはなかったのですが、敷パッドというものもあります。これはほぼ敷布団と同じ大きさで作られており、敷布団の上に置くというイメージです。敷パッドの多くは四隅にゴムがついており、敷布団からずれないような工夫が施されております。
カバーやシーツよりも厚みがあるので、保温力・吸湿性に優れていたりします。カバーと併用している方も多いです。
どれがいいの?
私の一番のおすすめは、カバーと敷パッドの併用です。理由は敷パッドを使用すると保温力や吸湿性により、優れた睡眠がとれるからです。カバーも併用することで、敷布団が汚れにくくなり、より長く持たせることができるのです。
カバーとシーツではどちらがいい?
カバーに関して言えば種類が豊富ですので、価格帯も様々です。したがって予算に合わせて購入することが可能です。シーツは種類が少ないので選ぶことができません。したがってカバーの方をおすすめいたします。
以上です。ご参考になれば幸いです。