こんにちは。布団の専門家としてテレビ東京3回出演、ダウンプロフェッサー・快眠アドバイザー・ピローアドバイザー・マニフレックスマスター販売員の長谷川です。
当店にいただいた質問にお答えします。今回いただいたご質問は「へたりにくい敷布団・マットレスのおすすめは何ですか?」です。ちょっと漠然としているので、詳細を以下に述べます。
今回のご質問者さまは、ネット上のレビューを見て敷布団やマットレスを購入したとのことです。購入してすぐへたってしまい、底付き感があり寝ている間身体が痛くなるという悩みのようです。底付き感が出てしまうと、それが腰痛につながります。朝起きたときに腰が痛いということは、この底付き感が原因の場合が多いです。
そこでご質問者さまにおすすめしたいへたりにくい敷布団はの素材はウレタン素材です。
「ウレタンって何?」と思うかもしれませんが、一口でウレタンと言っても様々な種類があります。簡単に言えばスポンジみたいな素材と思っていただいていいです(厳密には違いますが)。しかし本当に色々なメーカーがウレタン素材の敷布団を色々な価格帯で販売してます。
どれを選べばいいか必ず悩むはずです。これからは具体的なおすすめ敷布団を紹介します。
代表的なウレタン素材の敷布団・ムアツふとん
ウレタン素材で有名なのは昭和西川のムアツふとんですね。昭和の時代に王貞治氏(当時読売ジャイアンツ)がCMで起用されていたことで有名です。高級敷寝具の筆頭として長年地位を築いており、今でも根強い人気を誇ってます。
当時のCMです。かなり古臭いですね(笑)。点で支えるというのが代名詞です。
このような凹凸によって体圧分散させることで寝心地を安定させます。さらには凹凸には通気性をよくするというメリットもあるのです。とは言ってもやはりウレタン素材にはムレ感がどうしても少なからずとも感じてしまいます。
一押しの敷布団・マットレスはmagniflex(マニフレックス)
創業明治2年の寝具店6代目であり、眠るのが大好きな私が実際に試した上で、最もおすすめするのが「magniflex(マニフレックス)」社の寝具です。なぜそんなにおすすめするのかって?寝てみればわかります。でもこれを読んでいるあなたはすぐ寝て試すことはできないので、寝心地の良さの証明を説明します。
マニフレックスの寝心地の良さは高反発素材のエリオセル
マニフレックス敷布団・マットレスの素材は全てエリオセルという独自の素材を使用してます。上の画像でいうと黄色っぽいスポンジ状のものです。
このエリオセルこそあなたの1日の疲れを癒す重要な役割を担ってます。
人間が横になると、柔らかい敷布団になるとこのように腰が下がってきてしまいます。これは不自然な体型で眠ってることになります。つまり腰痛を引き起こす要因になるのです。
あなたも腰をかがめたまま作業していると腰が痛くなったなんてことはありますよね。つまり柔らかい布団だとこのような体勢で眠っていることになるのです。朝起きたら腰が痛くなるのは当たり前です。
逆に固すぎる敷布団だと逆のくの字になってしまい、これまた腰に負担がかかり、あなたを腰痛へと導いでしまうのです。
その点マニフレックスの敷布団・マットレスは高反発素材のエリオセルなのであなたがマニフレックスに横たわった瞬間適度に受け止め、沈み込まぬように上方向に押し返すのです。
低反発素材に騙されるな
これは低反発素材では絶対できないことです。なぜなら低反発素材は押し返す力がないため、沈み込んだままになってしまうからです。
低反発素材の魅力はあのなんとも言えぬ柔らかい感触で、包み込まれる感覚が心地よいということだと思います。でもこれって全然勘違いですよね。沈み込んだままの敷布団・マットレスが身体にいいわけがありません。
しかしどんな寝姿でも眠れる人が一定数います。あの感触が心地よくて眠りやすいという方の意見は否定しません。そのような方は上の画像のように「く」の字になって眠っても全く問題ない体質なのだと思います。ぐっすり眠れているならば全然いいと思います。
もしあなたがごく普通に姿勢を正して眠りたいのならば、高反発素材のマニフレックスを選ぶことをおすすめします。
アスリートがマニフレックスを選ぶ理由
アスリートの中でマニフレックスの愛用者は少なくありません。日本人アスリートの中でもっとも早くマニフレックスのマットレスを好んだユーザーは元メジャーリーガーで現在(令和元年)東京ヤクルトスワローズの青木宣親選手です。青木選手の場合は、他の寝具メーカーと違い広告塔として利用されているわけではなく、自ら探して見つけた寝具なのです。
ではマニフレクスがアスリートに愛される理由を伝えます。
身体が休まる
上の画像をご覧いただければわかるでしょうか?敷布団・マットレスがたいして凹んでません。これはどういうことかというと、嘉風関の身体をマニフレックスのエリオセルが支えてるのです。
ちなみに嘉風関は150kg近くの体重があるのですが、マニフレックスはびくともしません。嘉風関は底付き感なく眠れることができているのです。
アスリートは基本的に体格が大きいと思いがちです。しかし同じアスリートでも「小柄であっても身体のどこかは一般人に比べれば突出して発達している」はずです。
そんなアスリートたちの身体を休ませる役割を果たすのがマニフレックスのマットレスです。あなたがアスリートでなくても同じです。
マニフレックスはアスリート専用の敷布団・マットレスではありません
あなたは建築作業や運搬作業で身体を酷使しているかもしれません。かたや部下の持ってきた資料に目を通してダメ出しするのに疲弊しているかもしれません。上司のパワハラに無理やり笑顔で「部長頑張ります!ありがとうございます!」などと嘘をついて自分の心を壊しているのかもしれません。
そんなあなたでも寝具をマニフレックスに変えることで大きく人生が変わるかもしれません。
快適な睡眠はあなたを変えます。大きく変えるのは身体ではありません。あなたのしおれた心です。これは間違いないと思います。もしあなたの人生が「うまくいっていない」と思うならば寝具をマニフレックスに変えてみてはいかがでしょう。眠りが変われば人生も間違いなく変わると思います。
とは言えどもアスリートの口コミでマニフレックス愛好者が広がる(流出厳禁)
ここではマニフレックスの愛用者として名前を出してよいと言われるアスリート(継承略します)を紹介します。そして隠れた愛好者(本人は隠れてるつもりはないと思うが公にしてはいけないらしい)をイニシャルなどで紹介します。
元サッカー日本代表 | 香川 真司 |
東京ヤクルトスワローズ | 山田 哲人 |
WBA・IBF世界バンタム級チャンピオン | 井上 尚弥 |
大相撲力士 元関脇 | 嘉風 |
リオデジャネイロオリンピック代表 | 村上 茉愛 |
以上が主なアスリートです。しかし「ここで言ってはいけないアスリートや有名人」のマニフレックス愛好者はいるのです。プロ野球選手のマニフレックスの愛好者のリストを見て驚きました!
名前は申し上げられませんが、広島のエース級投手、2019年巨人へ移籍してきたMVPをとった選手やメジャーから凱旋した選手、ベイスターズの主砲、ドラゴンズのベテラン投手、阪神のエース級投手(最近苦しんでるかな)、かつての豪速球ストッパー、FAなどで移籍してきたベテラン2選手、ホークスのクリーンナップを打てる3選手、エース級投手、日ハムのかつてのドラ一2選手(絶対誰もが知っている)、ロッテのベテランと中堅の投手(どちらもドラフト1位)、俊足でパンチ力のある外野手、楽天のエースとFAで移籍してきた投手など、プロ野球を知ってる人はもちろん、知らない人でも名前くらいは聞いたことがある選手がマニフレックスの愛好者です。
上の画像はマニフレックスのメッシュ・ウイングというマットレスでこれ1枚で使用できるものです。力士の嘉風関がこのマットレスの横になっている新聞広告など、見たことある人も少なくないでしょう。力士くらいの体重があってもへたらないのがこのマットレスのいいところです。
東京ヤクルトスワローズ・トリプルスリー3度の山田哲人選手のインタビュー動画を添付します。
ちなみに山田選手は入団当時の2011年、疲れが取れず寝つきも悪いということから、当時の小川監督から青木選手も使用しているマニフレックスのマットレスと枕を使用しはじめたところ、2014年から頭角を現し2015年に1度目のトリプルスリーを獲得するまでになりました。
もちろん山田選手の素質・努力はあると思います。しかし激しい練習や試合の後の疲れは尋常ではないことでしょう。プロの世界なのだから。
体の疲れも当然ですが、精神的な疲労も間違いなくあるでしょう。逆転のチャンスで凡退しファンに野次られたりなど悔しい思いもしているはずです。
そのような体・精神の疲労をリセットするのが寝具の役割です。
これを読んでいるあたなもきっと会社で心身共に疲労していることでしょう。その疲労をリセットするのに必要なのは
「質の良い眠り」
です。マニフレックスの寝具はきっとあなたの心身の疲労を癒す1日の3分の1のよいパートナーになるはずです。当店ではマニフレックス寝具のお試しレンタルも行っております。気になる方はぜひお試しください。
ウレタン素材のデメリットとは
ウレタン素材はへたりにくというメリットがある一方、デメリットもあります。それは蒸れやすいということです。どうしても化学繊維は汗を吸わないので、蒸れ易いというデメリットがあります。
これはムアツふとんにも言えることです。ムアツふとんは体圧分散力は抜群に優れているので、数十年も人気がある寝具です。その上に吸湿性の高い敷パッドを敷くことにより、ある程度蒸れ感を取り除くことは可能です。
マニフレックスの独自の素材「エリオセル」は蒸れにくい
ウレタン素材に分類されるマニフレックスは本当に蒸れにくいのです。私も当然実際試してみましたが蒸れませんでした。驚きです!マニフレックスに出会う前は「ウレタンは蒸れるから眠りが浅くなる」なんてディスっていたのが恥ずかしくなりました。
「本当に蒸れないの?」と思っている方もきっと少なくないでしょう。ひとつそれを証明する動画があるので紹介しましょう。
この動画は筒状の入れ物にそれぞれマニフレックスの素材エリオセルと一般的な低反発と呼ばれる素材を入れて、その上に羽毛を乗せ、下からドライヤーの風を当ててみました。
動画をご覧いただくと、低反発素材は下からドライヤーを当てても羽毛は無反応に対し、マニフレックスのエリオセルの上に乗せた羽毛は舞い上がってます。つまり風通しがよいイコール通気性がよいと断言できます。これがマニフレックスが蒸れないという証明になると思います。
マニフレックスは試さずに購入しないでください
もしあなたがここまでこの記事を読んで、「マニフレックス気になる!買っちゃおうかな?」なんて思うかもしれません。ちょっと待ってください。まだ買っちゃダメです。あなた自身が試してから購入してください。
私が運営するふとんの長谷川では、マニフレックスの貸し出しサービスをはじめました。現在はイタリアンフトンと上の方にある画像で嘉風関が横になっているメッシュウイングの2種類です。
貸し出しは有料となります。5日間3,000円と設定させていただいております。有料化する理由は3つあります。1つは商品に対する自信です。気に入っていただいて購入いただければ、代金を定価から3,000円引きます。なのであなたは全く損をしません。気に入っていただけるという自負があるので3,000円いただいております。
2つ目は当店で購入いただきたいということです。当店でマニフレックスをお試しいただき、お気に召されたようだったのですが、当店では購入せず楽天など他店で購入されたなどの事例があります。親身になって対応させていただいたにもかかわらず、ポイントなどによって他店に流れてしまうのは本当に寂しいことです。
3つ目は盗難補償です。あなたのような信頼できる人がほとんどだと思います。しかしながら万が一に備えてという意味での補償として有料化させていただいております。
以上ご理解いただければありがたいです。