羽毛布団をリフォーム(打ち直し)する価値があるかの判断基準
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お手持ちの羽毛布団が羽毛が出た・羽毛が偏ったなどでリフォーム(打ち直し・直す)などご検討している方。きっとご自分の羽毛布団がリフォームする価値があるかどうかで悩んでいるかたは少なくないと思います。そんな方たちにリフォームする価値があるかどうかの初歩的判断基準をお伝えしたいと思います。
羽毛布団の品質表示タグをチェック
まずは羽毛布団のほとんどにはこのような品質表示タグがついていると思います。まずはこれを確認してください。
ここでの羽毛布団をリフォーム(打ち直し)する価値があるかの判断基準は
①ダウン率
ダウン率が90%以上あるものはリフォー(打ち直し)する価値がある可能性がある。
②羽毛の種類
上の画像では「ホワイトダック」という表示があります。ダックの羽毛だとわかります。ですが、これは若干あいまいな表現で産地などが表記されておりません。ですのでおそらく中国か台湾の羽毛かと想像できます。
このような羽毛布団の場合、たとえ90%以上ダウン率があったとしてもリフォーム(打ち直し)する価値があるかというと、価値がないとは言えませんがリフォームする価格と新しいものを購入する価格はさほど変わらないと思います。
羽毛の品質は基本的に寒い地域の方が品質が良い
産地偽装問題
以前のブログにも書きましたが2016年5月に羽毛布団の産地偽装問題が新聞で掲載され、テレビなどでも話題になりました。
少量のフランス産の羽毛に中国産の羽毛を足しているという疑惑です。
正直プロでも羽毛を見ただけでは産地を特定することは不可能に近いです。それを好機としてか羽毛の産地を偽装した布団は多々あると思いますがハンガリー産など書いてある羽毛布団ならば相談でもする価値はあると思います。
品質表示タグが消えて見えない
品質表示タグが見えないということも頻繁にあります。その場合はやはり布団から羽毛を取り出して診断する必要があります。
一番良いのがダウンプロフェッサーのいる店に持ち込むのがよいのですが、近くにいない場合はインターネットで羽毛布団のリフォームを行っているダウンプロフェッサーがいるお店に相談してみるとよいです。
無料相談を行っているお店はこちら→ふとんの仕立て屋さん
こちらでは羽毛布団の写真を撮ってLINEなどを使用してやりとりして最適な羽毛布団のリフォーム(打ち直し)の提案をしてくれます。
お手持ちの羽毛布団をリフォームしようかどうしようか迷ったら無料で相談してくれるお店にご相談してみてはいかがでしょうか。