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冬でも暑くて蒸れてしまう布団の原因は素材にあります!

寝苦しい女性の画像

創業明治2年・布団を打ち直しして150年以上の歴史を持つ【ふとんの長谷川6代目】長谷川 英則です。「ふとんの達人」としてテレビ東京に何度も出演させていただいております。

寝ているときに時に蒸し暑くなり余計な寝返りをしてしまうことが多々あります。このような睡眠状態だと、朝起きたときに疲れが取れておらず、非常に気だるい感じがあります。

その蒸し暑さの原因は何なのでしょう?もちろん夏場であれば、日本は湿気の多い国なので何をしていても蒸し暑いということはあるでしょう。

でも冬でも蒸し暑いということとなると原因は大きくわけて2つあります。

  1. 寝具の素材の問題
  2. 寝巻き(パジャマ)の素材の問題

①の寝具の素材は睡眠の上で非常に重要な要素を占めます。蒸れ感は睡眠を阻害する大きな要因です。

その蒸れ感を起こす素材としての代表はポリエステルをはじめとする化学素材です。

基本的にポリエステルやウレタンなどの素材は汗を吸わないので、かいた汗が布団に染み込まないため蒸れ感が起こるものと推測できます。また綿100%の羽毛布団の生地でも蒸れやすいのです。

それはなぜか。羽毛は針の穴1本開いただけでも羽毛は飛び出てしまいます。したがって羽毛布団にするためには生地を機密性の高い生地にするのは必然です。

それだけ機密性を高くすると素材が綿であれ、蒸れやすくなってしまいます。ですがポリエステル100%の寝具に比べると、蒸れ感は全然少ないと思います。

②の寝間着(今後パジャマを言います)の素材の問題ですが、昨今ヒートなんとかという発熱素材の肌着が非常に売れていますが、これをパジャマとして、もしくはパジャマの下着として使用した場合、非常に蒸れやすいです(個人差はあります)。

そもそも寝るときに発熱してはいけないのです。人は眠るときに体温が下がります。これは身体を休めるために必然的なことなのです。それを発熱性の下着やパジャマを使用してしまうと、身体が起きてしまい脳だけが眠っていて、身体が全然休まらないのです。

目次

布団と寝間着(パジャマ)の素材のまとめ

結局は布団もパジャマも天然素材がベターと思います。ポリエステルやウレタン素材の布団も工夫によって蒸れ感を軽減した寝具を開発しております。それも有効だとは思います。

ですが、管理人個人的に思うのはやはり天然素材が身体に良いかなあと思います。

個人差はあると思いますが、発熱性の下着をつけて寝たときは蒸れ感ひどかった・・・

寝具でも発熱性寝具があるようですが、「ふとんの達人」という立場からおすすめはできません。

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この記事を書いた人

創業明治2年ふとんの長谷川を運営するネットコンサルタント事業「RINOHA」の代表。布団の専門家としてテレビ東京に5度出演。布団の打ち直し・羽毛布団のリフォーム・布団のレンタルの他、サイト作成・ブログ運営・動画コンテンツ作成など主にネットコンサルタントしても活動しています。連絡先:090-9156-4951

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