お知らせ 只今、布団の打ち直しは混雑しておりますので、布団をお預かりしてから3週間ほどお時間いただきます。

ノロウィルスら感染性胃腸炎などで布団を汚してしまった時の対応

腹痛で嘔吐する人

創業明治2年・布団を打ち直しして150年以上の歴史を持つ【ふとんの長谷川6代目】長谷川 英則です。「ふとんの達人」としてテレビ東京に何度も出演させていただいております。

ノロウィルスをはじめとするウィルス性胃腸炎はいつでも起こりえます。特に免疫力の少ない段階のお子さまなどはかかりやすい病気です。

ウィルス性胃腸炎は突然やってくるので、寝ているときなどは布団の上で嘔吐してしまったなんてことになったらどうしたらいいか?オロオロしちゃいますよね。今回、布団に嘔吐してしまった時の対応方法について解説します。

まず簡単に伝えると、

漂白剤で布団を吹き上げましょう

ということです。詳細は以下をご覧ください。

目次

ノロウィルスが付いた布団の処理は?

ノロウィルスが付着した布団の対応は慎重に落ち着いて対応しましょう。

まずはノロなどのウィルスが乾燥して飛散しないよう対策をしましょう。最初に行うのは嘔吐したメイン物質の拭き取りです。キッチンペーパーなどで大方を採取し別に用意したビニール袋に入れます。念のため、この袋は室外に保管し燃えるゴミの日にきつくしばって処分しましょう。その後は布団についてしまったウィルスの除去です。

ウィルスに有効なものは漂白剤です。これはカビの話でもしましたが有効な手段は漂白剤です。

まずは徹底的にに嘔吐した部分の布団の表面を叩いて擦り付けるように殺菌しましょう。そうすることによってウィルスは殺菌され乾いて飛散したとしても感染する可能性はほぼなくなるはずです。

また医療関係者から聞いた話ですが、ウィルスを吸いこんだからといっても、あなたが健康でウィルスをやっつける免疫力があるならば感染する可能性はぐーんと低くなります。

特に腸内の健康を保っていれば感染する確率は減ることでしょう。余談ですが腸は脳の次に利口だという話を聞いたことがあります。腸内の健康を保っていることが感染症から逃れる手段かもしれません。

ですが「自分は健康だ!」と思てい方も念のため、処理するにさしあたってはマスクやビニール手袋はしましょう。

漂白剤の画像

ノロウィルスなどが付着した布団には漂白剤が有効です。

取り合えず応急処置はしました。その後はどうしたらよいでしょう。殺菌できたとは言え、嘔吐物がついてしまった布団をそのまま使用するのはあまり気持ちのよいものではありません。そのような布団はどうしたらよいのでしょうか?

布団の打ち直しかクリーニングか?

嘔吐してしまった布団をきれいにするのには何が一番よいか。それはやはり布団の打ち直しです。布団の打ち直しとは簡単にいうと、お手持ちの布団をお預かりし、布団わたを機械でほぐして殺菌し数十枚のわたにして、布団職人が手作りで布団に仕立て、お客さまにお返しするサービスです。

とはいえ打ち直しできる布団の素材は基本的に木綿素材でなければなりません。したがって木綿素材でないものはクリーニングするしか手段はないです。

布団の打ち直しについてはこちらで詳しくご紹介します。これが羽毛布団の場合はまた違ったやり方があります。

ウィルスが付着した羽毛布団はリフォームで

木綿布団の場合は打ち直しができますが、羽毛布団の場合は今はリフォームという方法で生地もそっくり交換し羽毛も洗浄するので嘔吐した布団でも全くきれいになります。羽毛布団のリフォームについてはこちらから

羽毛布団の生地はかなりの高密度であり繊細です。漂白剤で消毒すると生地はそれなりに傷みます。そのまま何もせず使用していると羽毛が生地から飛び出してくるのは目に見えます。

もしそうなってしまったら、もしくはそうなる前の対策が羽毛布団のリフォームです。羽毛布団の打ち直しや羽毛布団の修繕などと呼ぶ方もいらっしゃるようですが、正確には羽毛布団のリフォームというのです。

羽毛布団のリフォームの詳細はこちらから

 

嘔吐してしまった布団の処理のまとめ

①布団の上に嘔吐してしまった場合はまず、ビニール手袋(7なければスーパーバッグなどで代用)・マスクを装着し、嘔吐してしまったメインの物をタオル・キッチンペーパーなどで収集する。

②その後バケツに水を溜め、漂白税を混ぜ(分量は漂白剤に書かれた分量を参照)、雑巾などを染み込ませ、叩くように噴き上げる。これで差し当たっての応急処置は完了。

③のその後放置しても構わないが、気になる方は布団を打ち直し、クリーニングなどでリフレッシュ。木綿布団ならば打ち直し可能だが、その他の素材の布団はクリーニングで。羽毛布団ならばリフォームで新品同様に生まれ変わる。

 

布団の打ち直しの詳細はこちらから

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この記事を書いた人

創業明治2年ふとんの長谷川を運営するネットコンサルタント事業「RINOHA」の代表。布団の専門家としてテレビ東京に5度出演。布団の打ち直し・羽毛布団のリフォーム・布団のレンタルの他、サイト作成・ブログ運営・動画コンテンツ作成など主にネットコンサルタントしても活動しています。連絡先:090-9156-4951

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