創業明治2年・布団を打ち直しして150年以上の歴史を持つ【ふとんの長谷川6代目】長谷川 英則です。「ふとんの達人」としてテレビ東京に何度も出演させていただいております。
布団カバーを開けたら羽毛がいっぱい出てきた!びっくりですよね!部屋中に羽毛が舞ってしまうことでしょう。
長年羽毛布団を使っていると生地が傷んできます。とくに男性が使用している羽毛布団の襟元は汚れてきます。ここから劣化して羽毛が飛び出してしまうのです。また羽毛は針の穴一本開いたくらいでも羽毛は飛び出してきます。
そんな時の対応方法を簡単にお伝えします。以下をご参照ください。
羽毛がどこから出てくるかわかる場合
羽毛がどこから出てきているかわかる場合は、羽毛布団を購入した際に付属している(安い羽毛布団にはついていないと思います)補修テープを張り付けることで、ひとまず解決できます。
また修復テープがない場合はガムテープでも対応可能です。
ですがこれらの対応はあくまで応急処置です。
こうなった羽毛布団はいずれにしよ、羽毛布団のリフォームが必要になってきます。
中には羽毛布団の修理、羽毛布団の打ち直しなどという方がいらっしゃるかもしれませんが、業界では羽毛布団のリフォームと呼んでおります。どれも同じ意味といっていいでしょう。
羽毛がどこから出てくるかわからない場合
羽毛がどこから出てくるかわからない場合、よくあるのが布団カバーを開けたら羽毛が部屋中に舞っているという状態です。
これはもうどうしようもないと思われるかもしれませんが、捨てるのはもったいないです。
せっかく高い金額を出して購入した羽毛布団。たとえ羽毛が出てしまっても羽毛布団のリフォームという方法で蘇ります。では羽毛布団のリフォームとはどういうものなのでしょうか?
それは主に個人の寝具店で行っているサービスです。簡単に言えば羽毛布団をお預かりし、機械で羽毛を洗浄し、新しい生地に羽毛を入れて見た目は新品同様にしてお返しするサービスです。
もちろん当店でも羽毛布団のリフォームを全国対応で行なっております。まずはお気軽にご相談ください。
羽毛布団のリフォームの店舗選び
当店をはじめ羽毛布団のリフォームを行っている店舗はいろいろあります。それぞれ店舗によってサービス内容が違います。
まずあまりにも金額が安い店舗は気を付けた方がよいでしょう。
まともに行っている業者ではシングルサイズで最低でも2万数千円程度かかります(利益減覚悟や特売企画などで安くしている場合もあるでしょうが・・・)。
羽毛布団のリフォームは取り扱いが大変
羽毛布団はわたの布団と違い、ふわふわしているので取り扱いが非常に大変です。それなりの機械の設備と職人の技術が必要となります。したがってお預かりしてから出来上がるまでのお時間はかかってしまいます。
とくにきちんと個別管理しているお店(普通は個別管理すべきですが)ならば手間はかかります。なのでそれなりの費用はかかるのは仕方がありません。
羽毛布団洗浄機の違いにより仕上がりに差が出る
一般的な羽毛の洗浄方法は預かった羽毛布団の羽毛を取り出し、専用の袋にいれて洗浄します。このような場合、羽毛自体を洗うわけではないのでそれほどの効果は期待できません。クリーニングとさほど変わらない結果になると思います。
今は少ないと思いますが、悪質な場合あずかってきた羽毛布団を個別管理せず、いろいろな人の布団をひとつの袋にまとめ洗浄して個別の生地に吹き込んでいると過去に聞いたことがあります。
この場合お客さまは自分の出した羽毛布団と同じ羽毛が入っていないことになります。
この方が早く楽にできるので、1日に何十枚も羽毛布団のリフォームを行う業者は注意した方がよいかと思います。
上の画像をご覧ください。ドラム式の洗濯機みたいなものに、掃除機のノズルみたいなものがついております。この役割は羽毛をリフォームする過程で、除塵を行った際に直接羽毛をこの洗濯機に送り込むためのものです。
このノズルがない洗浄機は除塵した羽毛を袋にいれて洗浄している可能性が高く、羽毛自体を洗浄するに比べふっくら度が落ちると思います。
ここも大きなポイントです。
ふとんの長谷川の羽毛布団のリフォーム
ふとんの長谷川での羽毛布団のリフォームの方法を簡単にご紹介します。
まずリフォームで羽毛を洗浄する方法が2種類あります。これらの洗浄方法によって金額は変わります。
①スチーム&除塵洗浄
羽毛を生地からすべて取り出し、羽毛自体を蒸気とお湯で洗浄する方法。時間や手間があまりかからないので、コストはそれほどかからない。
(とは言えども、羽毛を袋に入れて洗浄する方法に比べ、羽毛自体をスチーム洗浄するので袋に入れての洗浄より効果が高いと思います)
②完全洗浄
羽毛を生地からすべて取り出し、羽毛自体をドラム式の洗濯機に似た機械でお湯と専用の洗剤を使って洗浄する方法。時間も手間もかかるので、コストは高め。
また補充する羽毛にによって金額も変わります。補充する羽毛は低いランクから、ゴールドダック・エクセルダック・エクセルグース・ロイヤルグース・マザーグースです。
リフォーム手順
まず預かった羽毛布団の中身を取り出してダウンプロフェッサーの資格を持つ者が診断し、羽毛の状態と、お客さまからあらかじめご注文いただいた内容とギャップがある場合はご相談します。
その後、除塵という作業(使える羽毛と使えない羽毛を選別する)を2回行い、上記のいづれかの方法で洗浄。
高温で一気に乾燥させてから生地に吹き込み、縫製して完成です。
当店の羽毛布団のリフォームの他との違いは、ダウンプロフェッサーという資格を有した者が診断できるということです。
だからより具体的なアドバイスができるのです。
せっかく購入した高額な羽毛布団をよりよく、長く使いたい方は無料相談ください。より詳細を知りたいなららば当店の羽毛布団のリフォームの詳細をご覧ください。