なんてことがある人、少なくありません。今ではコインランドリーの洗濯機も高機能で個人で羽毛布団を洗濯乾燥も簡単にできる時代です。しかし失敗してしまう人も少なくないようです。
では万が一失敗してしまったときに対応方法とは?それは羽毛布団のリフォームです。
羽毛布団のリフォームとは
ちなみに羽毛布団はコインランドリーで洗浄しても側生地の汚れは取れますが中身の羽毛の汚れはほとんど影響がありません。中身の羽毛をきれいにするためにはやはり羽毛布団のリフォームが必要です。
羽毛布団のリフォームの簡単な手順を説明します。
まずあなたの羽毛布団の側生地を切って中身の羽毛を取り出します。側生地は切ってしまうので再利用はできません。
その後、機械にかけ使える羽毛のみを選別し(切れた使えない羽毛は除去されます)羽毛自体に洗浄をかけます。
その後すぐに乾燥機にかけ高温で一気に乾燥させます。減った分の羽毛を足して新しい側生地に吹き込んで、新品同様にしてお返しするサービスです。
羽毛布団のクリーニングに失敗した原因
- そもそも洗濯できない羽毛布団
- 側生地が傷んでいる羽毛布団
- 洗浄後すぐに乾燥機にかけなかった
以上が主な3つの原因です。
そもそも洗濯できない羽毛布団とは
そもそも洗濯できない羽毛布団とは商品タグを見ればわかります。だいたいにおいては商品タグは羽毛布団の横についてます。
そこに下の画像のようなマークがある場合は洗濯不可です。このような羽毛布団は洗濯しないように業者にお任せするようにしてください。
側生地が傷んでいる羽毛布団
側生地が傷んでいる羽毛布団を洗濯すると、側生地が破れてしまう可能性が高くなります。
という方もいらっしゃるかと思いますが、一番わかりやすいのが側生地が変色しているということです。特に男性に多いのが襟元が変色するパターンが多いです。
また布団をまめに干している方は側生地が焼けて白っぽくなってきていることでしょう。これもかなり側生地が傷んでいると思って間違いありません。
まあこういう選択肢もありですが、洗濯後乾燥機かけているときに羽毛が舞ってしまうことになるかもしれません。次使うお客さまにご迷惑おかけしたり、下手すると乾燥機を壊しかねないのでご注意ください。
洗濯後すぐに乾燥機にかけなかった
羽毛布団をコインランドリーで洗濯後、何かしらの都合で翌日に乾燥機にかけることになってしまったという場合。まあこれは乾燥する前からわかると思いますが、時間が経った時点ですでに匂いが出ているはずです。
たとえこのまま乾燥機にかけても匂いは残ってしまいます。残念ながら手遅れです。たとえリフォームで羽毛自体を洗ったとしても匂いは残ってしまうでしょう。買い替えしかありません。
羽毛布団のリフォームの価格相場は?
羽毛布団が偏ってしまった、多少羽毛が出てきてしまったという場合ならば、冒頭でもお伝えしたとおり、リフォームすることで解決できます。
しかし特殊な機器を使うことと側生地を新しくすることからクリーニングに出すよりも価格は高くなってしまいます。
当店の場合、シングルで24750円、ダブルで34650円となります。これは以下の代金が含まれています。
洗浄代+補充する羽毛代+側生地代+送料(手数料含む)
金額が変わる場合は、より高度な洗浄方法や補充する羽毛や側生地のランクをあげると金額が変わってしまいます。しかし上の金額が最低金額なので、その金額でできると思っていただいて間違いありません。
ちなみに当店の羽毛布団リフォームは「完全個別洗浄」しております。だからこそ手間も時間もかかってしまうのでそれなりの価格がかかってしまうということをご理解いただければ幸いです。
その代わり仕上がりには自信を持っておりますのでご安心してお預けいただければと思います。
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大山 八生(おおやま やよい) 出張リラクゼーションTopaz