
こんにちは。ダウンプロフェッサー・快眠アドバイザー・ピローアドバイザーの長谷川です。今回ご質問いただいた敷布団・マットレスのおすすめは?というご質問をいただいたのでお答えしたいと思います。
敷布団・マットレスでへたりにくい素材は?
Contents
今回このご質問者は、ネット上のレビューを見て敷布団やマットレスを購入したとのことです。購入してすぐへたってしまい、底付き感があり寝ている間身体が痛くなるという悩みのようです。底付き感が出てしまうと、それが腰痛につながります。朝起きたときに腰が痛いということは、この底付き感が原因の場合が多いです。
へたりにくい素材はウレタン素材
では、どんな素材がよいのでしょう。それはウレタン素材です。ウレタン素材で有名なのは昭和西川のムアツふとんですね。あとはマニフレックスなども有名です。特にマニフレックスはアスリートが使用しているようです。
有名なのが元メジャーリーガーで現在東京ヤクルトスワローズの青木宣親選手が使用していることで有名です。青木選手の場合は、他の寝具メーカーと違い広告塔として利用されているわけではなく、自ら探して見つけた寝具のようです。
上の画像はマニフレックスのメッシュ・ウイングというマットレスでこれ1枚で使用できるものです。力士の嘉風関がこのマットレスの横になっている新聞広告など、見たことある人も少なくないでしょう。力士くらいの体重があってもへたらないのがこのマットレスのいいところです。
【マニフレックスのアウトレット】
ウレタン素材のデメリット
ウレタン素材はへたりにくというメリットがある一方、デメリットもあります。それは蒸れやすいということです。どうしても化学繊維は汗を吸わないので、蒸れ易いというデメリットがあります。先ほど紹介したメッシュ・ウイングは名前の通り、側生地がメッシュ状になっており、少しでも蒸れ感を少なくしようという工夫が施されていますが、やはり天然素材にはかないません。
これはムアツふとんにも言えることです。ムアツふとんは体圧分散力は抜群に優れているので、数十年も人気がある寝具です。その上に吸湿性の高い敷パッドを敷くことにより、ある程度蒸れ感を取り除くことは可能です。
蒸れない敷布団とは?
それでは蒸れない敷布団とはどんな素材でしょうか。それはやはり木綿、羊毛、キャメルなどの天然素材です。ですが、天然素材はへたりやすいというデメリットがあります。ウレタンとは真逆ですね。ですのでこれらの木綿、キャメル、羊毛を使用する場合、マットレスとあわせて使用することが理想です。
敷寝具だけで2枚使うということは金銭がよりかかり、保管場所もスペースを取ってしまい、お手入れも面倒という方もいらっしゃると思いますが、底付き感から免れるためには必須となります。
金銭的にも、木綿敷布団ならは当店で15,000円程度で購入でき、マットレスは1万円程度で購入できるので、3万円を切ります。先ほど紹介したメッシュ・ウイングは30,000円以上するので、金銭的にも負担になりません。
蒸れずに1枚で使用できる寝具
でもスペースを取るし、手入れが面倒という方にはお勧めの布団があります。それが寝具の老舗メーカー木村綿業株式会社が開発した4つ折敷布団です。
この4つ折り布団の特徴は昭和西川のムアツふとんのように、布団の表面に凹凸があり、点で体を支え上手に体圧分散をしてくれるだけではないのです。それだけだとウレタン布団のように蒸れ感が出てくるのですが、ウレタンの上に英国産の羊毛100%を詰め込んでいることが大きな特徴なのです。
体圧分散に優れ、羊毛の特徴である吸湿性により蒸れ感をなくし、さらに保温力が向上するので、冬場も暖かく使えるある意味最強の敷布団と言ってもよいでしょう。
収納性抜群
さらには商品名の通り4つにコンパクトにたためるので使用しないときなど押し入れに入れておけば部屋も広々と使えるというメリットも大きいですね。
4つ折敷布団の価格はメーカー希望小売価格は60,000円(税別)となっておりますが、上記バナーからクリック先の当店の販売サイトで、50,000円(税別)で販売しておりますので、そちらからお申込みください。
睡眠は体への投資
睡眠はとても大事です。人生3分の1は布団の中なのです。へたりやすい寝具を1枚で使用しているとやはり腰や肩・腕などを痛める要因となってしまいます。だからこそ、質の良い睡眠に投資することは大拙なのです。「睡眠負債」などという言葉が昨年あたり流行りました。
長時間労働による、睡眠不足などが大きな原因かもしれませんが、短い睡眠でも質のよい睡眠を取れば翌日の仕事に対する影響はかなり大きなものとなるでしょう。
以上です。ご参考になれば幸いです。