羽毛布団を直したい(打ち直し・リフォーム)と思ったとき気を付ける点

こんにちは。日本羽毛ふとん診断協会が認定するダウンプロフェッサー・快眠アドバイザー・ピローアドバイザーの長谷川です。

羽毛布団を打ち直し・リフォームしたいと思ったとき、今お使いの羽毛布団が直す価値があるか心配かと思います。そこで今回は羽毛布団を直したいと思ったとき気を付ける点を伝えたいと思います。

まずは商品タグをチェックしよう

商品タグとは?商品タグとは布団でいうと布団の端につけられている商品の素材や分量など詳細を表したものです。

商品タグ画像

こういったものです。これを見るとある程度、この布団をリフォーム(打ち直し)しようかどうかの判断基準がわかります。

この画像を見てみると「詰めもの」と表示された部分でダウン90% フェザー10%という表示があります。まずこれが最初の判断基準になります。

ポイント1 ダウン率90%以上の羽毛布団は直す価値あり

商品タグでダウンが90%以上入っているものならば十分直す(リフォーム)する価値があるという判断基準になります。上の商品タグの場合は羽毛が90%以上入っておりますしたがってリフォームする価値はあると第一段階では判断できます。

ポイント2 羽毛の種類・産地

次に大事なのは羽毛の種類・産地です。このどちらかと言えば個人的には産地を重要視します。その理由は・・・・

羽毛はより寒冷地で採取した羽毛より、ダウンボールが大きくボリュームがあります。この理由から羽毛は寒冷地のものが高く取引されます。したがって、ハンガリー産やポーランド産、アイスランド産などの北欧やカナダや北アメリカなどの北米のものが高価で品質もよいのです。

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羽毛の種類についてはほぼ、大方はダック(アヒル)とグース(ガチョウ)の2種類です。ダックとグースの大きさをくらべると

ダックとグースの画像
グースの方が大きいのがわかります。したがって、同じ分量の羽毛を入れたとしたならば、ダックの羽毛布団よりもグースの羽毛布団の方が嵩が高くしあがるのです。これは極端な例ではありますが、ダックでも種類や採取時の鳥の月齢によってはグースに近いくらい大きなものもあります。

一般的にダックは生後2~3カ月で羽毛を採取するといい、この段階での羽毛は小さいのです。これを4~6カ月まで待てば羽毛はより大きくなりますが、それだけコストがかさみます。ですのでダックであっても十分直す価値のあるケースもたくさんありますので、ダックだからといってすぐ捨てないでください。

 

ちなみに商品タグにダックともグースとも書いていないものはまず9割9分がたダックです。上のタグもホワイトダウンとしか表示されていないのでダックでしょう。

ポイント3 羽毛の量(キロ数)

一番上の商品タグの画像には「詰め物重量1.2kg」と表現されています。例えばダックに関していうとダックダウンで1.2kgという量はよほど品質の良いものでないと、嵩高が出ません。したがって羽毛布団をリフォームする価値があるかどうかはこの布団については微妙です。通常のダックであれば1.4~1.5kgくらいは必要でしょう。

羽毛布団タグ2
この商品タグの場合、ポイント1であるダウンは90%である。そしてポイント2の産地・種類を見ると、ハンガリーホワイトグースダウンと表示されている。これも北欧産であり、グースを使用している。そしてポイント3の詰め物重量は1.3kgとある。

先にお伝えした3つのポイント全てクリアしているので羽毛布団をリフォーム(打ち直し)する価値は十分あると考えられます。

商品タグが消えていて見えないときは?

そもそも商品タグが消えてほとんど見えないなんて例もよくあることです。この場合あくまでも感覚での判断になってしまいます。

購入してから10年使用している

購入してから長く愛用している。これは大事な判断基準です。10年以上使用しているということは重宝していたという証拠。これは使い心地がよかったこを示す大事な基準です。

それだけ長く使っていたのならばリフォームを検討する価値は十分あります。ぜひ羽毛の専門家ダウンプロフェッサーのいるお店に相談してみましょう。

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羽毛布団を直すときさらに注意すべき点

羽毛は産地が明記されていても本物か調べる方法が少ない

よくテレビショッピングや量販店などで「ハンガリー産」「フランス産」「ポーランド産」などという羽毛布団が3万円を切る安価で売られていることがあります。ですがその羽毛布団が本当にフランス産かなど調べる方法があまりないのが現実であります。

実際には羽毛布団のメーカーには原産地証明書がありますが、商品にまで添付して販売することはあまり見かけません。それっぽいものはあるのですが、はたしてそれが本物かも疑問です。

したがって信頼のあるお店で相談するのがよいでしょう。羽毛布団は基本的に質と価格は比例します。日本羽毛ふとん診断協会が認定するダウンプロフェッサーがいるお店に相談すると安心です。

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