羽毛布団の産地偽装問題について

羽毛布団の産地偽装問題

ヨーロッパ地図

羽毛布団の産地偽装問題は2016年の5月に朝日新聞の生地で掲載されました。

日本羽毛製品協同組合(日羽協)によると羽毛布団の年間の販売数は約300万枚。以前ブログにも書きましたが羽毛布団の輸入量の8割近くが中国・台湾なのです

でも日本で売られている羽毛布団の産地表示の半数以上が上にある地図にあるヨーロッパ産なのです。

でも日本羽毛製品の輸入量の8割近くが中国・台湾産。矛盾が生じています。これはどういうことなのでしょうか?

タイトルにあったとおり、日本で売られている羽毛布団の半分以上が産地偽装」と考えられても当然と言えるでしょう。

でもその産地偽装がなぜまかり通っているのでしょうか。それは羽毛の審査の機関の甘さにあるのだと思います。

日本羽毛ふとん診断協会・ダウンプロフェッサー

そういういきさつがすべてではありませんが、「日本羽毛ふとん診断協会」が発足し羽毛の診断できる「ダウンプロフェッサー」という資格を設け、育成しております。

ダウンプロフェッサーがいるお店の羽毛布団のリフォームは安心と言えます。

ふとんの仕立て屋さんというサイトにてダウンプロフェッサーが羽毛布団の診断をきちんと行っており、全国にも対応しているので安心かと思います。

今後の羽毛布団産地問題の行方

2017年後半から2018年にかけて、日本羽毛ふとん診断協会主導により、「品質証明書 クオリティカード」を作成する方向で話が進んでいるようです。

充填した羽毛の情報を原産地証明書と羽毛検査表に基づいて記載されたもののようです。

記載する内容として

〇輸入ナンバー

〇輸出者

〇ダウン率

〇フィルパワー

〇原産地証明書

〇商品

〇ダウンパワー

〇IDFLナンバー

以上のようなものです。正直羽毛のプロでもただ見ただけではそれがどこの産地の、何の種類の羽毛を見分けるのは困難です。

これがあれば売るお店側も買うお客さま側も安心して購入できます。

中国産の羽毛でも品質の良いものはある

中国産の羽毛というとなんか、躊躇してしまうかもしれませんが、羽毛工場できちんと選別・洗浄していれば全然ふっくらした羽毛布団ができます。

ただしダウンが小さいので羽毛の量を増やさなければならないのですが、十分あたたかい布団ができます。

先ほどお伝えしたクオリティカードが付属されたものならば、きちんと作られた羽毛布団であると思います。

実際にこのクオリティカードができた際はまたブログでご紹介したいと思います。